そろそろ夕食の準備をしよう。
まずは、煮物を温めて、っと。
なにげに、コンロに鍋をかけた。
そして点火。
5、6分過ぎキッチンに戻る。
カタカタカタカタカタカタ
ん?あ!!!
やっちまった。。。
煮物と炊飯の鍋を取り違えてコンロに置いてしまった。
ご飯は既に炊かれている。
どーしよ。。
確か昔、実家は文化鍋でご飯炊きしてたよな、、。
思い出せ、思い出せ。火加減を思い出せ。
鍋がカタカタいわなくなったら弱火だった様な。
弱火は何分だったかな。
うううううう。
ご飯が炊き上がるまで火元から離れてはいけないよな。
プスプスいい出したら火を止めて良かったっけ。
出来上がるまで、フタは開けてはいけません。
うううううう。
そして出来上がった。
それは、ほんのりお焦げがつき香ばしい匂いがした。
なんだか懐かしい匂いだ。
茶碗にご飯を盛る。
湯気が立ち上がる。
好物の塩辛をご飯のテッペンにのせる。
微笑んでる自分がいる。
美味しかった、とっても。
なんとなくお母さんの顔が浮かんできた。
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